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会社で若手が育たない4つの原因とは?若手を育てる3つの方法と育成前にすべきことを解説!


会社を経営していく上で、ほぼ必ずと言っていいほど直面する問題として、「若手が育たない」というものがあります。





この記事では、会社で若手が育たない理由や若手を育成する前に行うべきこと、若手を育てる方法について詳しく解説していきます。









若手が育たない会社が持つ2つのリスク





会社として衰退する





若手が育たない会社では会社自体の成長がストップしてしまい、まわりの会社や社会の変化についていけなくなり、どんどん会社として衰退していってしまいます。会社とし中長期的に成長を続けていくためには、若手が育つことや教育能力の高い管理者の存在が不可欠です。「現状は若手が育たなくても、将来的に育てていけばいい」、「現状維持ができればそれでいい」という考えは今すぐに捨てて、社員(特に若手)の教育をどんどん推進していきましょう。





離職率が増加する





若手が育たない状況であると、若手社員の仕事に対するモチベーションが低下していき、離職率が増加してしまいます。また、優秀な人材であると成長意欲が高い人が多いので、「この会社に居続けても成長することができない」と感じると、すぐに他の会社に転職してしまいます。他にも、離職率が高い会社となると、採用活動が困難になってしまう可能性もあります。離職率の増加を防ぐためにも、社員の教育に力を入れるようにしましょう。





会社で若手が育たない4つの原因とは





経営陣が育成の重要性を理解していない





会社によって若手を育てたいか、育てたくないかは違ってきます。労働集約型の会社では若手を育成しようとしますが、IT系は外部に依頼をすることが可能なので、若手を育成しようという意識は低いです。





能力だけあれば仕事ができる会社は、育成のことは割り切っているケースが多くなっています。つまり能力のない人材を育成するよりも、能力のある人材と契約しようという傾向が強いのです。





人材育成は短期間で成果や結果が見えにくく、手間や費用がかかるので後回しにされやすいですが、会社の将来にとって重要であることは間違いありません。





上司が育成を軽視している





部下の育成は評価がされにくいため、上司が育成に積極的でないケースもあります。上司として部下を育てるのは当然のことですが、上司としての自覚がなく、いつまでもプレイヤーとして自分の成果のみを追求してしまうことがあるのです。直属の上司が育成をしていなければ、若手が育つ機会が著しく減少してしまうのは明らかです。





上司が部下の仕事を奪ってしまっている





プレイヤーとして優秀な上司が、部下の仕事を奪ってしまっているのも、若手が育たない原因です。「自分が仕事をした方が早く終わるから」と部下の仕事を奪うことで、若手の成長機会が少なくなり、結果として育成が滞ってしまいます。部下にしっかりと仕事を割り振れるかどうかも上司の役割です。部下の仕事を上司が行うのではなく、しっかりと仕事の割り振りを行わせましょう。





内発的モチベーションを高められていない





お金や昇格、上司からの叱責などといった外的モチベーションしかないと、いずれ成長は止まってしまいます。ですので人材育成を行っていく上では、興味や関心などの「内発的モチベーション」を高めていく必要があります。そのため、失敗してもいいから一度挑戦させてみることや、能力に合わせて仕事の負荷を増やしてあげるということを積極的に行っていきましょう。









会社で若手を育てる3つの方法とは





自ら考える機会を与える





振られた仕事だけをやる、指示をされるまで待つなど、仕事に対していつまでも受動的な態度のままであると、社員の成長は止まってしまいます。





また、若手社員の中には「もっと自分で考えて行える仕事をしたい」などといった意識を持つ人が増えてきています。





そのため、業務に関する意見を出させたり、自分で仕事を探す意識を持つように促したりし、仕事に対して能動的に取り組めるように育成を行いましょう。





小さな目標を設定してクリアさせる





人材育成に限らず教育をしていく際に効果的なのが、「スモールステップの原則」です。スモールステップの原則とは、目標を段階に立て、それを確実にクリアしていくというものです。





例えば資料作りをする際に、いつまでに資料完成させるかという目標を立て、達成したら一緒の喜び褒めてあげることで、若手は自分に能力があることを自覚し、成長していきます。目標を立てる際には一方的に与えるのではなく、一緒に作る、もしくは自主的に作るように誘導することが重要です。





ルールは最低限に留める





ルールが多すぎる会社は離職率が高いです。ですので、ルールは最低限に留めて、確実に守るべき事項のみを決めるようにしましょう。また育成に関しても、上司が若手を細かくマネジメントするのではなく、ある程度の主体性を持たせることが重要です。





若手が育たない会社が最初にすべきこと





採用前に欲しい人材を明確化する





若手が育たない会社は、まず育成の段階ではなく、採用の段階から考え直すことが重要です。採用活動を行う前に、自社にどのような人材が欲しいのかを明確にさせることが重要です。採用したい人材像が曖昧では、採用後に自社が求めていた人材ではないと会社側が感じ、さらに採用者側も自分にこの会社は合っていないと思ってしまう可能性があります。採用活動を行う前に、どのような仕事で伸びてもらいたいのか?ということまでを考えて採用を実施していくようにしましょう。





採用時に数年後のキャリアを提示する





採用の際に価値観のすり合わせを行うだけでなく、採用候補者に「この会社なら成長できそう」「自分の能力を発揮して認めてもらえそう」などと感じてもらうことが大事です。





終身雇用の時代であれば、辞めるという選択肢はほとんどなかったので、教育をしっかり行えば育成できました。しかし今は、個人で動く時代なので、教育前の段階を丁寧に実施しないと離職率が上がり、結果として育成すらできずに離職される可能性もあります。そのため、採用時に給料だけでなく、入社後のキャリア(取得できる資格・身につく能力)なども伝える必要があるでしょう。





まとめ





今回は、会社の若手が育たないリスクや育たない原因、若手の育て方について解説してきました。若手が育たないと会社自体の衰退につながっていってしまうので、若手の人材育成は会社の業務において最優先で行っていくべき事項です。





ジョブマネジメントでは、若手の人材育成のための内発的モチベーションのマネジメントの勉強や、1on1でマネージャー向けのトレーニングを実施しております。





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